Portrait 感想

portrait
©Portrait(TESLA) 2000年
このゲームの特徴
  • 芸術に関して書かれた珍しいシナリオ
  • 前作と違い、共通ルートは短く個別ルートが長い
  • HAPPYENDとワーストENDの差が激しい作品
  • ハッピーエンドは出来が良い
  • 逆にワーストエンドは凌辱が唐突なのばかりが欠点
評価 シナリオ:B キャラ:C 鬱:C  総合評価 B 良作
-感想ー

 本作は冒頭のいくつかの選択肢によってヒロインルートが分岐する構成です。前作と比べて共通ルートは短めで、作中によると分岐は合計16個とのことですが、攻略失敗ルートも含まれているため、実質的にはヒロイン4人それぞれのハッピーエンドとワーストエンド、計8ルートが本作の主な分岐となります。

 シナリオは優れた絵画を描くことを目的に、選んだヒロインと交流しながら少しずつ仲を深めていく流れです。ある場面で特定の選択をするとワーストエンドへ、そうでなければハッピーエンドへと向かいます。

 ハッピーエンドではヒロインのトラウマを少しずつ解消していく展開で、全体的によくできています。特にルカルートの完成度が高く、印象に残りました。

 一方ワーストエンドは鬱展開に向かうのですが、凌辱シーンが唐突に感じられるのが難点です。特に美由ルートはひどく、それまでヒロインを大切にしていた主人公がセックスすることになった途端にいきなり縛り上げてきつい行為に及びます。ヒロインが嫌がっているにもかかわらずそのまま押し切るため、主人公が突然別人になったとしか思えず、キャラクターの一貫性が感じられませんでした。

前作の『Blow』が好きで本作を手に取りましたが、あの作品の鬱描写の丁寧さと比べると、本作のワーストエンドで突然凌辱に踏み込む展開の唐突さはどうしても馴染めませんでした。以降の作品でもこの点が改善されていないようなので、今後ココノツ作品を追いかけるのは難しいかなというのが正直なところです。


 
Portrait 作品情報
作品基本情報• 作品名:Portrait• 公式サイト:メーカー公式サイト(2001年アーカイブ) ※ サイトトップへ移行します• 発売年:2000年• 基準版:パッケージ版使用環境(検証環境)• ゲーム種別:パッケージ版• 実行環境:VMwarePlayer上のWindows 2000(仮想環境)• ホストOS:Windows 7• 使用パッチ:通常プレイはVer1.02 / ルカルートはVer1.02b(総合修正版)を使用しないとクリア不可※ 仮想環境でのプレイのため、実機環境とは挙動や表示が異なる場合があります。※ ダウンロード版はBGMが収録されていません。パッケージ版を推奨します。パッチ情報• 配布ページ:パッチ配布ページ(2001年アーカイブ)▼ Ver1.02(BGM不具合修正分)• 配布元区分:公式• ファイル名:Portrait102.ZIP(78KB)• 主な変更点:環境によりCD-DA(サウンド)が再生されない不具合を修正※ 同不具合に該当しない方は導入の必要はありません。▼ Ver1.02b(システムのみ)• 配布元区分:公式• ファイル名:Portrait10...

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