©パルフェ chocolat second brew Re-order GIGA 2005
- 丸戸3部作の2作目で一番評判が良い作品
- ショコラの正統進化で前作の悪いところがほぼ解消
- 里伽子のシナリオは一級品で非常に良く出来ている
- シナリオゲーというよりはキャラゲーとしてみた方がいい作品
評価 キャラA シナリオB ゲーム性C 総合評価A 名作
-プレイ環境-
ROYAL SWEET Collection初回版 Windows7 64bit版使用
-商品説明-
キャラクターデザイン&原画 ねこにゃん シナリオ 企画屋 with 丸戸史明
STORY
中世ヨーロッパの街並みをイメージした、大型ショッピングモール『ブリックモール』。
グランドオープンを数ヵ月後に控え、人気飲食店の誘致を積極的に推し進めていた。
喫茶店『ファミーユ』。
主人公、仁の義姉、恵麻が経営していた欧風アンティーク喫茶。
火災により、店舗を失った、その閉店休業中の喫茶店に、ブリックモールより出店の依頼が舞い込んだ。
店の復興チャンスとばかりに、散り散りになったスタッフをかき集める仁。
ひとり、またひとりと、戻ってきたり、こなかったりする仲間たち。
順風満帆とまではいかないもでも、なんとか開店準備が整ったとき、ほぼ同時に真向いのお店の看板が掲げられた。
そこに描かれた名は”curio”。ファミーユと全く同じコンセプトの欧風アンティーク喫茶店。
それもそのはず。
ファミーユは、curioの『二番煎じ』なのだから……本物には適わない?
反対する仲間を押し切りつつも、勝算もなく人手が足りない中でただ頑張ることしか出来ない仁。
その前に店の制服を着込んだバイト志望の少女、由飛が突然現れる。
彼女の笑顔と心惹きつけられる歌声になんとなく、なんとなくなりそうな気がしてしまう。
そして一縷の望みを胸に迎えた開店当日。
何故だか向かいの店の店員、玲愛と売上勝負をすることになってしまった仁はスタッフの前で一つのスローガンを掲げる。
「打倒、キュリオ!」
感想
パルフェは丸戸三部作の二作目で、前作ショコラの続編にあたります。ただし前作のキャラクターや世界観を一部引き継いでいるだけで、物語はほぼ独立しており、未プレイでも問題なく楽しめます。
システム面は前作から大きく改善されました。面倒だったゲームパートは廃止され、選択肢で攻略キャラを選ぶシンプルな形式になったことで難易度が下がり、ストーリーに集中しやすくなっています。また、前作で見られた出来の悪いルートはほとんどなく、どのルートもヒロインの魅力をしっかり描けています。
特に里伽子ルートは秀逸で、丸戸らしいめんどくさいヒロイン像を丁寧に描き、伏線回収や物語構成も巧みです。このルートの完成度が高いため、本作がキャラゲーでありながらシナリオゲーとしても評価される要因になっていると感じます。
一方で、すべてのルートが同じレベルで練られているわけではありません。里伽子以外のヒロインルートは、解決までの展開がやや唐突で浅く感じる部分もありますし、主人公の行動に納得しづらい場面も目立ちました。熱血で状況を突破するタイプの主人公像は前作の大介とは対照的ですが、好みが分かれるかもしれません。
総じて、本作はキャラクターの魅力を最大限に引き出した良作であり、キャラゲーとしては間違いなく満点に近い完成度です。物語性を求めるプレイヤーにはやや物足りない部分もありますが、間違いなく名作とは思います



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