©ef – the latter tale. (minori) 2007
- first tale.の続編にして後編
- 前作同様にOPとEDのアニメーションが非常に優れているのと目パチ口パクが常にある立ち絵が特徴
- 前作では三角関係のシナリオが中心だったのが、今回は死生観に関わるシナリオに変化
- 泣けるシナリオになりました
評価 キャラB シナリオB アニメーションA 総合評価A 名作
-プレイ環境-
DL版使用 Windows10使用
-商品説明-
企画 酒井 伸和 原作・脚本 鏡 遊 御影
キャラクターデザイン・作画監督 七尾 奈留 2C=がろあ
あらすじ
かつて震災と大火に見舞われ、一度は焼け落ちた街――音羽。
そこは現在、ヨーロッパの童話から飛び出してきたような、美しい街並みとして甦っていた。
まるで、忌まわしい災厄の記憶を覆い隠すように……。
クリスマスの夜。
遠い約束の果てに再会した2人――火村夕と雨宮優子。
互いが離れていた空白の時間。
それを埋めるため、雨宮優子は自分の関わった2つの物語を語った。
そして彼女は、真摯なまなざしで火村に問いかけた。
「私も知りたいんです」
「私が知らないあなたのことを――教えてほしい」
火村は語る――。
「彼女がいたから、俺は優子がここで待っているって知ることができた」
「直接ってわけじゃないけど。少なくとも、きっかけを作った人間の一人だ」
「それに、おまえが話した物語との深い関わりも持っている」
「彼女の名前は、新藤千尋」
感想
efシリーズ後編は、前編と同じく美麗なビジュアルとアニメーション演出が光る作品ですが、物語の方向性は大きく変わります。前作が三角関係を中心とした青春ドラマだったのに対し、今作は“死生観”をテーマにした重厚なストーリーへとシフトしています。
3章では記憶が一定時間しか保てないヒロイン、4章では寿命の残りがわずかな主人公、5章ではすでに故人となったヒロインの過去が描かれ、章を追うごとにテーマが深く、重くなっていきます。読む側も心を抉られる展開が続きますが、それでも引き込まれる力がありました。
特にラストのエンディング演出は圧巻で、物語を締めるにふさわしい余韻を残します。ハッピーエンドではないものの、これで良かったと思えるほど完成度の高い結末でした。
前編だけでは作品の魅力が半分しか伝わりません。後編まで通してプレイしてこそ、efシリーズの真価に触れられると思います。ぜひやってみてはどうでしょうか?


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