©とらいあんぐるハート1.2.3 DVD EDITION(ivory/JANIS) 2002年
- とらいあんぐるハート3のFDでなのはが主人公のストーリーがメイン
- 前作よりもバトルシーンが少なくなって、日常がメイン
- 基本的にはほんわかするストーリーでキャラは良い人ばかり
- エロシーンはフィリス・なのは・桃子が一回だけ
感想
本作はメインストーリーである「魔法少女リリカルなのは」と、クイズ大会を舞台にした「海鳴横断ハイパークイズでPON」の2つのシナリオで構成されています。なお今回はDVD EDITIONでプレイしているため、パッケージ版のみに収録されているタイピングゲームや設定資料集などについては触れません。
魔法少女リリカルなのは
本シナリオは前作のサブストーリー「花咲くころに会いましょう。」の後日談にあたります。とらハ3の主人公・恭也は誰とも関係を持たない設定で、最後までそれは変わりません。
ストーリーは魔法少女ものとして、レイジングハートを手にしたなのはがリンディとともに記憶を奪われないよう封印を続けるというものです。派手なバトルはなく、アクションや熱い戦闘を期待すると肩透かしを食らうかもしれません。基本的にはなのはと敵役であるクロノとの恋物語といった内容で、クロノは好感の持てるキャラクターですし、なのはとの関係が友人から少しずつ深まっていく様子はほんわかとした読み心地があります。
シナリオとしては良くも悪くもなく、日常シーンの描写は丁寧ではありますが盛り上がりに欠けるため印象に残りにくいと感じました。各所に過去の思い出が振り返られる場面もあり、とらハ3の補完作品として見るのが適切かもしれません。
エロシーンは正直あまり良くありませんでした。前作になかったサブキャラに1回エロシーンが追加されたのみで、いきなり恋人関係になっており、仲を深める過程もなく唐突にエロシーンへ突入します。なのはについても大人になった設定でいきなりエロシーンに入るため、やや違和感が残りました。
海鳴横断ハイパークイズでPON
こちらは文字通りのクイズゲームで、とらハのキャラクターたちがクイズをし続けるシナリオです。他のとらハシリーズを知らなくてもプレイできる点は良いのですが、とらハ3のキャラクターを選んで合計5人分クリアし続けるという内容でなかなか大変でした。
最終的には司会者のななかを脱がせるシナリオに行き着くのですが、難易度が高い上にエロシーンがあるわけでもなく、苦労した割に達成感が薄いのが正直なところです。クイズゲームとしても、シナリオとしても物足りなさが残りました。
なお「魔法少女リリカルなのは」のシナリオは、現在アニメ化されているシリーズの原型にあたります。アニメのなのはシリーズが好きな方には興味深い一本になるかもしれません。大人の姿での登場かつ展開がやや唐突ではありますが、公式のエロシーンが存在するという点はファンにとってはプラスに感じられるでしょう。




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