©CALⅡ(BIRDY SOFT) 1991年
このゲームの特徴
- コマンド選択式ADV+RPG
- 軽快なテキストで面白く、イラスト、BGMも当時のトップクラス
- シナリオがよくなりプレイ時間も6時間くらいに増加して、出来がかなりいい
評価 シナリオ:B キャラ:A ゲーム性:C BGM:B 総合評価 B-A 名作一歩手前
-感想ー
バーディソフトのCALシリーズ第二作です。当時9万本を売り上げたほどの人気作で、作中によれば開発期間はわずか3ヶ月だったとのことですから、それでこれだけの完成度を出したのはかなり上手くいった作品といえるでしょう。ストーリーは前作から続いており、アイオーンに連れ去られた美加ちゃんを探してさまざまなマップを渡り歩いていきます。
前作で好評だったテキスト・イラスト・BGMの質は今作も健在です。前作の欠点だったプレイ時間の短さは改善され、ゲームオーバーになってもすぐにやり直せるようになったのも嬉しい点です。
シナリオの基本的な流れは前作と変わりませんが、今作はクリア後に同じ場所を再訪するとヒロインと再び話せるという要素が追加されており、これはかなり良かったです。一つひとつの展開は短めですが、ヒロインとのやり取りが楽しく、この時期のゲームとしては珍しい試みだったと思います。
軽快なテキストとヒロインたちの個性的なやり取りは今作も面白く、可愛いキャラクターも多いため、当時傑作と評した人がいたのも納得できます。
ただ改善されたとはいえプレイ時間はやはり短めで、シリーズ3部作の中間作ということもあり、物語はこの作品でも途中で終わります。メメインヒロインの美加ちゃんはシリーズを通じて存在感が大きいだけに、今作でもほとんど出番がないのは少し物足りなく感じました。
次回作のCALⅢは、シリーズの中心を担った美龍・あきまさきをはじめ複数のスタッフがバーディソフトを離れたことで評判が芳しくないようです。未プレイのため詳細は分かりませんが、CALⅢの出来がシリーズに見合うものであれば、CALシリーズはもっと広く知られる作品になっていたかもしれません。




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