卒業写真2 ~Raspberry Dream~(JANIS) 基本CG 1996年
-このゲームの特徴
- 同級生システム
- 良質なシナリオや魅力的なキャラ
- 全てを台無しにする高難易度の作品
シナリオC キャラA ゲーム性E 総合評価 B-A (名作一歩手前)
-感想-
いわゆる同級生タイプの作品であり、街中の色々なところを行くことでヒロインと会って仲を深めていくことをしていきます。
このゲームのヒロインたちは基本的に魅力的ですし、シナリオも結構よくできていると思います。CGも出来がいいと思いますし、この当時発売されていた同級生2よりシナリオが良いともいわれていたみたいです。ただ、システム的な難がありました。
システム面の主な問題点:
・既読スキップがなく、Ctrlスキップも非常に遅い
・セーブ・ロードが自室でしか行えず、毎回3段階の移動が必要
・時間経過の仕様が不安定で使いづらい
そして次の致命的な欠点がこのゲームをマイナーのものにしました。
ゲームのヒロイン攻略がすごく難しい
ヒロインに会うためには様々な場所を訪れる必要がありますが、イベント発生後に次の居場所を示すヒントは一切ありません。森林公園でイベントが起きた後、次は校門、その次はまた別の場所…と、プレイヤー自身でメモを取りながら手探りで進めるしかないのです。
時間制限がないイベントも多いため、根気よく繰り返せば攻略できそうに思えます。しかし、ここに最大の罠があります。
同じ場所に複数回訪れないと次のイベントが発生しないという仕様です。
例えば涼子ルートでは、紅茶館に3回ほど入らないとイベントが起きません。メモ通りに進めてもイベントが発生せず、「あれ、間違えた?」と混乱することが頻繁にあります。
さらに厄介なのが、ヒロイン同士の攻略が連動している点です。多くのヒロインは他のキャラと同時進行しないとルートが進まず、重要な選択肢を間違えると攻略失敗になります。また、イベント進行で不機嫌状態になるキャラは、その状態のまま他キャラのイベントに登場できないため進行がストップすることもあるため、先に機嫌を直す必要があるなど、複雑な制約があります。
しかし攻略さえできれば結構魅力的なキャラが多いこのゲームは好きになれると思います。私は今でもフラグの確認をしたり、どこか知らないイベントがないのかを探しています。
システム面の難点はあるものの、シナリオとキャラクターの魅力は本物です。攻略の難しさも含めて楽しめる方には、ぜひプレイをお勧めしたい作品です。






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