クリスタルリナール(D.O) 1996年
- 90年代のエロゲーのRPG作品
- 優れたシナリオと触手を中心としたエロシーンが見所
- カッコいい男キャラや広崎作品らしからぬ明るい終わり方もグッド
- ただし古い作品なのもあり、ゲーム性には難あり
- 最終盤はシナリオこそいいけど、攻略が大変でした
評価 シナリオ:A キャラ:B ゲーム性:C 総合評価 A 名作
-プレイ環境-
Windows95版を利用 Windows7でプレイ
プレイ方法はCDでインストール後、インストール先ではなくCD本体のファイルで起動する
インストール先でのファイルではプレイ出来ません
-商品説明-
企画・シナリオ・原画 広崎悠意
序章
ガルアストムール界の魔術の歴史は、クリスタルの魔術を模索する歴史に他ならない。
魔術理論が示す思考の魔術は一千年の間、地上の何物の手にも渡る事はなかった。
世界を満たす魔気と呼ばれる力が実体化する際の特性は、7つの色に分類される。
そして、それらを統合しつつ新たな力を宿す8番目の実体化がクリスタルの魔術である。
物質の存在を許さないはずの異空にカム・ルトラを構築し国々の行き来の旅から距離の概念を
取り払った。
その力こそが、クリスタルの魔術だった。
地上でただ独りその力を宿した、魔術師ファジルの業である。
ファジルの従える7人の使徒は、物質化した魔気の色になぞらえて呼ばれていた…。
—―白念の魔術師リムロはファジルに言った。
「あのような男を野放しにすれば、良くない事がおきるわ」
リムロの言葉にファジルは顔を上げ苦笑した。
「ゼトもずいぶんな言われようね…。共に魔術を探求する仲間なのに…」
リムロは、身を乗りだし声を潜めた。
「白念の魔術は、精神に作用する魔術…。根拠のない予感ではないわ。
あの男…。ゼトの青炎魔術は、このカム・ルトラの中では特に強大だし…」
「だからと言って彼が何をするって言うの?」
「何でも出来るわよ。この魔気に満ちた空間では、魔術師は強大な力を手にするわ…
恐ろしい事が起きるかも知れない」
-感想ー
学園生の主人公とメインヒロインが地震から異世界に異動して、迷宮探索する作品です。この時期の作品は今みたいにノベル作品のものは少なくてこの作品もRPG要素があります。ファンタジーの世界観なのでゲームとしては自然でしょう
シナリオとしては、最初は探索して元の世界に戻ることを目的として歩き回っていましたが、途中からメインヒロインが誘拐されたので、それを取り戻すのが最大の目的になり、最下層まで行くことになります。
基本的には下の階に行くためにいろいろなキャラと交流して、時には一緒に戦うことをします。主人公は最初は武器を持たずに素手で戦いますが、モンスターに一切恐れずに攻撃するところはゲームらしいですね。
このゲームのシナリオは本当に良く出来ていると思いますよ。キャラの苦悩や想いは上手く表現出来ていますし、楽しいやり取りが多いので、辛いだけではなく楽しいシーンも多いです。そのうえ細かいところも良く出来てます。一緒に歩いている時には、パートナーに話しかけることが出来ますし、戦っている時のやり取りも面白いですし。
ただ、今見るとゲーム性は悪いように見えますね。セーブは決まったところしか出来ませんし、パートナーには実質なにもしない行動とかしょっちゅう出ます。攻撃が全然当たらないことありますし、逃げるのも確定じゃないので何回も繰り返さないと逃げられないとかしょっちゅうあります。
買い物もないですし、アイテムは敵を倒さないと出ないので結構苦労します。攻略は難しくはないんですが、6階に降りた後が結構大変です。とにかくセーブ場所が見つからないんでいろいろなところを歩き回りましたが、たくさんのイベントが起こった後に行ける7階のすぐ近くのセーブ場所を見つけるのがとても大変です。
ただ、最終盤は攻略こそたいへんですが、シナリオは非常に良かったです。PC98版もありますけど、ボイスがあるwindows版のほうがいいでしょうね。当時はボイスがある方が大きなアドバンテージでしたし
キャラもニールムやエルマとかは特に好きでした。ゲーム性はいまから見ると良くないでしょうけど、それを考慮してもとても面白い作品でした。


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