©ALMA ~ずっとそばに~ -Complete Edition- (BONBEE!) 2004
- ALMA ~ずっとそばに~のリメイク
- 現keyのシナリオライターの魁が書いた作品のためkey作品と似ている
- 共通はギャグ中心、個別ルート後半には生死が絡むシリアス展開
- メインヒロインの香苗と追加ヒロインの由衣の出来はいいがそれ以外は微妙なシナリオ
評価 シナリオ B キャラ C 総合評価 B 良作
-プレイ環境-
ALMA ~ずっとそばに~ -Complete Edition- パッケージ版 パッチ使用
VMwarePlayerの仮想環境Windows2000を利用
商品説明
原画・キャラクターデザイン 的良みらん シナリオ 魁
マニュアルにあるストーリー
~prologue~
三年前、両親が交通事故でこの世を去った。
同じ事故に巻き込まれながらも
一命を取り留めた十崎巧巳は
それから妹の由衣と二人だけで暮らしていた。
幼なじみの御月 香苗
その友人、麻宮 梗
由衣の親友、四堂 鈴
もう一人の幼なじみ、織部 裕貴
寡黙だが頼りになる、九条 楓…
しかし、両親の三度目の命日が近づくこの夏
一人の少女、荒良木 円が転校してきた。
彼女は昔の巧巳を知っているような素振りで近づいてくる。
それが合図だったかのように
その日を境に、変わり始める周囲の関係・
秘めていた気持ち
気付かなかった想い
忘れていた記憶…
ずっと一緒だったことに、僕は気づいていなかった。
感想
本作は、2003年に発売された『ALMA 〜ずっとそばに〜』のリメイク版です。追加要素としてHシーンと由衣ルートが加わっており、プレイするなら間違いなくこちらを選ぶのがおすすめです。
シナリオは今は有名なKeyのライター・魁らしい構成で、共通ルートでは軽いギャグと日常が中心。しかし個別ルートに入ると、生死が絡むシリアスな展開に一気に変わります。そしてヒロイン・円が奇跡的な力で事態を好転させる、という流れが全ルートに共通していました。
サブキャラの存在感も強く、特に由衣ルートでの楓や、香苗ルートの裕貴といった男性キャラが物語を引き締めてくれています。彼らの活躍があることで、作品全体の印象がより深いものになっていました。
ヒロインルートは、前半は恋愛やHシーンで甘い展開が続きますが、後半でそれぞれの秘密が明かされ、苦悩と奇跡の物語へと進んでいきます。円ルートはやや短めで、梗ルートでは主人公の行動にイライラする場面もありましたが、ラストにプレイしたカナエルートはしっかりと心に残る内容で、全体としては良作という印象です。ただし「奇跡で何とかなる展開」が苦手な人には合わないかもしれません。
リメイクで追加されたHシーンは後日談を補強する形で、物語の余韻を楽しめる良い内容でした。また、由衣ルートでは彼女の健気さや楓のかっこよさが際立ち、追加ルートとして満足度が高かったです。
総じて、古い作品のリメイクでありながら、シナリオとキャラクターの魅力をしっかりと引き出した一本だと思います。Keyが好きな人にはおすすめ出来ると思います。


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