©続初恋物語~修学旅行~ 小学生編 タイトル画面(株式会社徳間書店)
- 究極の幼馴染ゲー
- 小学校から大学生までそれぞれの修学旅行で初恋を始める
- メインヒロインでシステムの担当者でもある祐花が最高に可愛い
- ルートロックがあり、メインヒロインの祐花は同時代のヒロイン全員をクリアしなければ攻略できない
- 育成SLG要素があるけど酷いのと、攻略難易度の高さが難点
この作品は「続」とついていますが、前作との関連はなく、本作単体でプレイしても問題ありません。私は前作をプレイしていませんでしたが、特に影響はありませんでした。
本作では、初恋をした主人公が、最初に選んだ初恋相手に修学旅行(大学生では卒業旅行)の最終日に告白することを決意し、アプローチしていきます。ゲームの舞台となる期間は、修学旅行中の7日間です。
本作のメインヒロインである祐花は、常に主人公のそばにいます。さすがに他のヒロインのイベント中は離れますが、朝7時から眠くなる夜12時まで主人公をサポートし、その合間に攻略対象のヒロインとも親しくなるという、なんとも凄まじいヒロインです。
祐花はとても健気で、一度怒らせてしまっても主人公の初恋を応援し続けます。攻略相手のヒロインの電話番号を入手したり、別の学校のスケジュールを共有したりと、初恋が実るよう全力でサポートしてくれます。だからといって祐花に嫉妬心や好意がないというわけではなく、それがあってもなお応援し続ける姿は、色々な意味でつらいです。
ヒロインは合計12人おり、そのうち祐花は小学校・中学校・高校・大学、すべての時代の初恋相手として登場します。ただし、祐花を攻略するためにはその時代のヒロイン全員と付き合う必要があるため、祐花の健気さや可愛さを知りながら、他のヒロインを攻略しなければならないという、なかなかきつい展開が続きます。
祐花以外のヒロインにも魅力的なキャラクターは多いのですが、小中高大学すべてにおいて常に主人公のそばにいる祐花の魅力こそ、本作の最大の魅力だと感じました。
本作はADVだけでなく育成SLGの要素もありますが、この部分はかなり残念でした。鍛えるためにしおりを読んだり筋トレをしたり観光をしたりするのですが、バス移動中や観光中に筋トレするというシュールな描写があります。また、一つのスケジュールごとに初恋相手や祐花が褒めたり過去の思い出を語ったりと、テンポが悪く感じました。
攻略面でも問題があります。本作はスケジュールを選べば自動でイベントが発生するわけではなく、決められたスケジュールを選ばなければイベントが起きません。しかもノーヒントなことが多く、これが攻略難易度を大きく引き上げています。
純粋なADVであれば、シナリオのクオリティの高さから名作と言えたかもしれませんが、育成SLGという要素が足を引っ張っているのが惜しいと感じました。




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