サナララR

サナララ
©サナララR(Nekoneko-software) 2012
  • 2005年発売のサナララのリメイク
  • 主に日常系で笑いが中心で最後にしんみりする展開多し
  • 主人公とヒロインが1章ごとに変化してそれが7章ある。
  • ストーリーの格差は結構感じる

評価 シナリオ C  キャラ B 総合評価 B 良作

-プレイ環境-

ねこ20周年記念限定BOX Windows10でプレイ 

-商品説明-

ディレクター/脚本 片岡とも 秋津環 木緒なち

シナリオ 片岡とも(1章/7章脚本) 中森南文里 海富一 木緒なち(4章)

     大月祐祐 紅涙妖魔 田中 珠(7章) 御導はるか

原画・キャラクターデザイン 藤宮アプリ(1章/4章) 闇野ケンジ u-r

     生名多聞(7章) ミヨルノユメギ 司ゆうぎ 秋乃武彦

     猫間ことみ あんころもち (株)スタジオ・ルナ

作品説明

それは、誰にでも起こるかもしれない、すこし不思議な物語――。

ある日、主人公のもとに訪れた見知らぬ女のコ。

何を思ったか、どんなお願いでも一つだけ叶えてくれると言うのだが……

この頼りない女のコが?

とても信じられない主人公に、その子は説明を始めるのだった。

「マニュアルによるとですね…」

1. 一生に一度だけ、どんなお願いも叶えてもらえる

2. この世界に住む、全ての人に一度はやってくる

3. やってくる時期は人それぞれで不明

4. 伝える係をナビゲーターと呼び、対象者がお願いを叶えるまでその役目から解放されることはない

5. お願いを叶えた対象者は、次の誰かのナビゲーター役となる

6. 全て終えると、この期間のことを忘れる

※1. ナビ時は、対象者以外にはテラ空気状態

※2. 他の人間に、このことを伝達するのは不可能

※3. 明らかに無茶と判断したお願いの場合、そのままスルーされることもあるので注意

※4. お願いを決める期限は一週間以内

一通り、説明を受けた主人公。

言葉だけでは信じられないのだが、確かに彼女は少し違っていた。

感想

 『サナララR』は、2005年発売の『サナララ』にファンディスク収録シナリオと新規エピソードを加えた、まさに決定版と言えるリメイク作品です。

 元作が1〜4章構成だったのに対し、さらに3章が追加され、加えておまけシナリオも収録。これからサナララをプレイするなら、本作を選んで間違いありません。

 とはいえ、追加シナリオはやや薄味で、展開が平坦だったり同じことの繰り返しがあったりで、全体の完成度からするとやや物足りなさはあります。大崩れはしないものの、強い印象を残すタイプではありませんので、期待値は少し調整しておくと良いでしょう。

一方で、1章・3章・4章の完成度は非常に高いです。

“チャンスシステム” と呼ばれる「一生に一度だけお願いが叶う」という設定を軸にしながら、派手なドラマを起こさず日常の積み重ねで心情を描く手法がとても丁寧。

ラストで「最後のお願い」を告げる場面は静かでありながら胸に残る余韻があり、エピローグでの再会シーンも含め、物語のまとまりが抜群です。

全体としてネコネコソフトらしい、日常ドラマが心地よく、肩肘張らずに読める作品に仕上がっています。

サナララを初めて触れる人にも、昔の雰囲気をもう一度味わいたい人にもおすすめできる良作です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました